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今回、私が訪問させていただいたのは、長崎県のほぼ中央部に位置し、東は有明海、西は大村湾、南は橘湾と三方が海に面した諫早(いさはや)市にある農業生産法人、愛菜ファームさんです。視察の第一目的は、当社の取引先である大手外食チェーン店様からの依頼で、うどんなどの麺類に使用する「青ネギ」の栽培状況を確認することでした。
羽田空港から福岡に到着し、レンタカーで約1時間位走ったところで目的地の愛菜ファームさんに到着しました。私が到着すると、岡田章社長が出迎えてくださり、私にこんな話をしてくれました。「うちの農場は、東京ドーム9個分の約42ヘクタールあるのですが、極力、化学肥料や化学農薬に頼っていません。ミネラル分を多く含んだ土壌や冬場でも霜が降りない風土、そして北海道にもひけをとらないこの広大な農地を活かして、様々な野菜を栽培しています。今年の3月には、県立農業大学校を卒業する新卒者を正社員として3名採用することになりましてね。“世界に誇れる野菜をつくりたいという夢を社長と一緒に叶えたい”・・そう言ってくれました。うれしかですよ(大笑)。」その時の岡田社長の顔はとても輝いていて、地域にしっかりと根をはって頑張っていることがすぐにわかり、安心しました。


無限の可能性を秘めた夢が広がる農場。

愛菜ファームさんは、主に関東方面への出荷が多いそうなんですが、諫早市は、消費地から離れていて、しかもフェリーの運航がなくなったことで陸路に頼らざるを得ないという状況にあるため、都会の情報が入りにくく、私と会うことを楽しみにしてくださっていました。私も、様々な可能性を秘めている農場を目の当たりにして、今回の視察を機に、1年間安定的に仕入れることができるにんじんやトマトなどの栽培の様子も見させていただくことにしました。近年は気象状況が急変して野菜の収穫量の変動が激しいという悩みがありますので、愛菜ファームさんは貴重な存在であると言えます。また、空輸すれば発注から納品まで2日以内に関東地方にも確実に届けることができるか否かも確かめておきたかったのですが、それも大丈夫だと確信しました。
毎回、産地訪問をさせていただくたびに、多くのことを学んで帰るのですが、今回は岡田社長の話を聞いて「元気」と「勇気」を持ち帰らせていただきました。「大きな夢」を持って、一緒に頑張ろうとする意欲や情熱を、うちの社員にも持たせてあげたい・・・改めて、そう感じました。本当に貴重な体験をありがとうございました。感謝申し上げます。

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