アカザ科の野菜。雌雄異株。

【歴 史】
ホウレンソウの原産地は、中央アジアから西アジアで、初めて栽培されたのはアジア、おそらくはペルシア地方(現在のイラン)だったと考えられている。英語のspinachの語源はペルシア語から来ていると思われ、「菠薐草」の「菠薐」も中国語でペルシアを意味していると思われる。ヨーロッパには中世末期にアラブから持ち込まれ、他の葉菜類を凌いで一般的になった。東アジアにはシルクロードを通って広まり、中国には7世紀頃、日本には江戸時代初期(17世紀)頃に渡来した。

【品 種】
日本では西洋種(葉が厚く丸みを帯びている)と東洋種(葉が薄く切り込みが多い。また、根元が赤い)の2種類が栽培されてきた。しかし、最近は両者の間の一代雑種品種(丸葉系・剣葉系)が開発されて、広く普及するようになった。 |
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【食材としてのほうれんそう】
ビタミンAや葉酸が豊富なことで知られる。ルテインというカロテノイドを多く含む。おひたし、胡麻和え、バター炒めなど様々な形で調理される。調理するとかさが3/4程度に減る。ホウレンソウは緑黄色野菜の中では鉄分が多く、貧血予防に繋がる事は古くから知られている。ホウレンソウにはシュウ酸が多く含まれているため、鰹節や牛乳などカルシウムを多く含む食品とともに摂取したり、多量の水で茹でこぼすなど生食を避け調理法を工夫すると良い。
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