ユリ科の多年草。

学名 cepa はラテン語で「タマネギ」の意味だが、さらに「頭」を意味するケルト語に由来するとも言われる。
【食材としての玉ねぎ】
主に鱗葉を食用とするが、強い辛味・香味がある。辛みは、品種によって早生の方が辛みが少なく、晩生になるにつれ辛みが強くなる傾向にある。辛味は加熱するとなくなり、甘みが出る。タマネギを切ると涙が出るのは、タマネギにアリルプロピオンが含まれているからである。タマネギを切った時に硫黄化合物(硫化アリル)が気化し、目・鼻の粘膜を刺激し涙が出る。水につけながら切ると硫化アリルが水に溶けて気化しなくなる。また、ヒトが食べても無害であるが、イヌやネコなどの殆どの動物が食べた場合、成分に含まれる硫黄化合物が中毒を引き起こし、血液中の赤血球が破壊され死亡することがある。ペットにはタマネギを含む食品を摂取させない様、注意が必要である。 |
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【品種・生産】
原産は中央アジアとされるが、野生種は発見されていない。日本では、アメリカから導入された春まき栽培用の「札幌黄」、秋まき栽培用の「泉州黄」、「愛知白」などがある。さらに農家や地域ごとに特徴のある品種が作られた。
日本では北海道が全国生産量の約5割を占める。北海道は春まき栽培、西日本では秋まき栽培が行われるため、季節ごとに産地の異なるものが小売されている。また、近年、特に加工用では中国やアメリカからの輸入品も多く使われている。

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