ネギ科の多年草。
球根(鱗茎)を香辛料として用いる。

名前の語源は困難を耐え忍ぶという意味の仏教用語の「忍辱」とされる。
【歴 史】
原産地は中央アジアと推定されるが、すでに紀元前3200年頃には古代エジプトなどで栽培・利用されていた。強壮作用が煩悩(淫欲)を増長するとされて仏教の僧侶の間では五辛の1つとして食が禁じられた。また、食した際の独特の臭いが周囲に不快感を起こすので江戸時代には公家・武士階級ではマナーの面からニンニク食は禁じられた。いずれにせよ、ニンニクが広く食べられる様になったのは明治以降になってからである

【逸 話】
ニンニクにまつわる伝承は世界各地に伝えられており、独特の香気は魔除けとしても用いられてきた。(吸血鬼ドラキュラなど) |
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【食材としてのにんにく】
香味野菜の代名詞的存在といえ、料理に食欲をそそる香味を付与する。ある種の細胞に含まれるアリイナーゼとアリインが細胞外に出てお互いに接触することで独特な臭いを生み出している。ビタミンB6の含有量が全食品の中で非常に多く、ビタミンB1の効果を高める硫化アリルが含まれており、特に豚肉はニンニクと一緒に食べるとビタミンB1が吸収されやすくなると言われている。また、滋養強壮の効果があると言われているが、ヒトでの有効性について信頼できるデータは十分でない。

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